2016.10.7
庭づくり 四季を通して花を飾る愉しみが生まれる庭 Y邸
庭づくり






- お客様の悩み
- 庭をリフォームするにあたり、花が四季折々に咲く庭にしたい。しかし、大きな石とモミジ、芝などで日本庭園風になっている状態からどうしていいのかわからず困っている。
- コンセプト
- 四季を通して花を飾る愉しみが生まれる庭
- テーマ
- あるものを生かした自然な雰囲気
- 設計・施工・工事のポイント
- 大きな石は自然な雰囲気になるよう寝かせることで、庭全体が落ち着いた雰囲気になった。
所狭しと植えられていた木の本数を、風通しが良くなるくらいに減らし、自然樹形が生かされる剪定方法に変えた。
人の通る道沿いに四季ごとに咲く宿根草を植え、切って部屋の中でも飾れるよう配置した。
家のポーチと新しく作る通路が自然と馴染むように、レンガの色や通路のデザインをし、植物が引き立つ庭になった。
手洗い場は今まで低く、高齢のご夫婦にとっては水やりや、収穫した野菜を洗うのが苦痛だったが、使いやすいこととデザインが庭に溶け込むように素材に気を配った。
- キュリアス・マインズより
- 石は今まで、日本庭園風に見えるので厄介者のようにみられていたが、寝かせることで山の雰囲気になったり、お孫さんが寝転んだり、座るのにちょうど良い高さに設置することで、生かされ喜んでいるように感じます。お客様も石の行方を気にされており、再活用され喜ばれていました。
お客様のご自宅にメンテナンスに伺うと、季節ごとに庭の花がおトイレやキッチンに飾られていて、楽しまれている様子が伺えホッとします。
モミジはしばらく自然に伸びるように様子を見て、自然樹形に戻るまで必要な剪定をしていきます。