コンセプトの魔法でわたしらしさを確立する 室内装飾家の乙須裕子です。

キュリアス・マインズは創業して以来、<情緒>を重んじてきました。
情緒とは、直観建築士 陽子もブログで述べていますが、
<情緒>とは、ものの気配を感じ取る力の事です。
例えば、アンティークのトランクに持ち主の気配を感じ、その人がどんな人でどこへ旅行したのだろう
と思いめぐらし、見たこともない情景に懐かしむような感覚の事です。

心の眼が開いていないと、もののあるなしはわかるが、もののよさはわからない。
ー岡 潔 著『情緒と日本人』より

自然と共に生きてきた日本人の中にある「情緒」の重要性を訴え続けた、世界的な天才数学者、岡 潔さんによると
日本人は戦後、敗戦の焦りから戦後教育を誤り、機能主義に大きく傾き、感じる力を失ってしまった、といいます。

心の眼が閉じているときって、どんな時でしょう?
・人目が気になるとき
・気持ちに余裕がないとき
・不安や心配要素があるとき

こんな時は、情緒を感じる心の余裕がなく、もののよさがわからなくなる というのです。

本当にそのモノが良いかもわからないのに、見栄を張ったり、人目を気にして買ってしまったり
何が自分にしっくりくるのか感じられないため、自分らしさを見失ったり

私にも心当たりがありますが、そんな時はとても苦しい。

でも、情緒は育つ、ということも知りました。

代表の安元まことと初めて公園を散歩したとき、植物の個性や出身地、どんな場所を好むかなど、まるで誰かのことを話すように植物について語ってくれました。
植物にも気配があるのだと知り、植物への観方が変わり、ワクワクしたのを覚えています。
“もののよさ”を知った瞬間でした。

 

キュリアス・マインズには<情緒>が育つカリキュラムがあります。
【MON BROCANTEー第一章】につづく。