調和と遊び心のあるまちづくりをする、建築士よーこです。

私といえば、学歴があっても、資格があっても自信がなくて辛かった代表です。
今回は自分を押し殺して生きていた結果、ついに身体を壊して前職をやめるまでのお話です。

前職には11年勤務し、その間に結婚と出産を経験しました。
とにかく当時の私は常に不安で、自分に不足感を抱いていて、
たられば娘のように「ないもの探し」ばかりしていました。
今思えば、すべては自分に自信がなかったから。

職場は多忙で、社員間のコミュニケーションも上手く取れず活気に欠けていました。
私もわずらわしい人間関係に疲れ、心の中で思っていることすら伝えることが億劫になり、
気持ちをおさめながら業務のみ淡々と遂行している日々でした。

さらに子どもが生まれてからは、以前に比べ思うように仕事に時間が割けず、
他の社員に対して申し訳ないと感じており、肩身が狭いな、働きづらいなと感じ始めていました。

そしてあるとき、こう考えてしまったのです。

「なんでこんなに毎日不安なんだろう、今の私に何が足りないんだろう。
そうか、もっと頑張ろう。資格を取れば、自信がついて堂々と生きていけるに違いない。」

あ~本当に可愛げのない女(笑)
それでも自分の間違いに気づかないほど狭い価値観で生きてきた私は、
子育てしながら一級建築士試験にチャレンジするという負荷を自分に与えたのです。

家事、育児、仕事、資格取得と4つを同時にやっていくことは本当にしんどかった。
時間は限られているのに、やることは山積み。
でも頑張れば自信がつくんだから!
そう毎日呪文のように自分に言い聞かせていました。

そしてついに試験目前で病気が発覚したのです。子宮頸がんでした。
ステージは軽かったものの、手術が必要と診断されたとき、すとんと腑に落ちたのです。

そりゃそうだ、自分のことなんて、押し殺して生きてきたんだから。
自分を大切にしなかった罰だよ。

 

手術は無事終わり、それから間もなく合格の知らせを受けとりました。
嬉しかった。努力をし、欲しかった資格を手に入れた。

けれど幸せも束の間、またすぐに不安が押し寄せてきたのです。
こんなに頑張ったのに、どうして?自分に呆れ返り、怒りさえ湧いてきました。

私のやり方ではもうだめなんだ。
幸せになる方法があるなら誰か教えて!
苦しくて情けなくて、お手上げ状態。
そして退職をします。

せっかく生きてるんだから、自分のこと大切にしようとやっと思えたのです。
必ず自分の好きなことや得意なことで働こう。
それが自分も周りも大切にすることだと信じて。