キュリアス・マインズは資格のあるなしに関係なく、あたの能力、知識を知り生かす場を提供します。

初めての起業は25歳でした。

理由は、庭師として活動したいのに、経験も資格もない私を雇いたいという造園屋さんが見つからなかったからです。

福岡中の造園屋さんに電話しても断られた当時の私には、自分で始める以外の選択肢がありませんでした。そこまでして、庭仕事にこだわったのは何か「自信」を持ちたかったから。その何かの手がかりに、唯一好きだ!と言える植物を選んだのでした。

仕事の依頼はありましたが、やればやるほど腕の未熟さを実感し不安が募りました。お客様からは喜ばれても、自分は不満足でしたが、なぜこんなにモヤモヤするのかその時はわかりませんでした。

庭に必要と思われる土木技術と知識、植物の生理学、経験、美的センス。いったい何をどれくらい知れば自信を持って取り組めるのかわからないけれど、とにかく「お金をいただく為の自分への許し」を自分に得る為に勉強を続けました。しかし、自力で学ぶことに寂しさや心細さも感じていました。

経営に関してもわからないことだらけで、不安なまま一年が過ぎました。


↑本来ある姿に成長することが許されない場所に植えられた桜を剪定中の私。のびのび育てられないのは悔しい。

そんな時、家庭画報のガーデンルームスの記事と出会い、心ときめきました。今まで習ったり、本で読んだ庭づくりのどれよりも自然で無理がなく、そして植物は生き生きとしてかっこよかったからです。ここなら、何か自分の望むものが見つかるかもしれない!と希望を感じました。

しかし、当時の私には、福岡から八ヶ岳の教室まで通うなど、夢の中の話でした。

・交通費がかからなかったら

・お金があれば

・仕事が休めれば

・通って得になるなら

たられば言ってる私の不安な日々をそばで見ていた母が「行ってみたらいいじゃない!お金はどうにかなる。ここがいい!ってときめいたんやろ?」と言い、私の背中をどーーんと押しました。あの時お金を借りることは、地球を背負って立つくらいの重さに感じるほど自分の価値観にないことでした。

両親がお金を借り経営する姿を見て育ち、なぜわざわざリスキーな選択をするのか理解できず寂しいこともたくさんあったからです。だけど、この時ばかりは決めました。もう、自分ではどうしようもない壁が立ちはだかっているように感じたし、この高額とも思える学びは全てお客様の役に立つと思ったからです。そんな今までの自分の価値観を覆すほど、ガーデンルームスでの学びに期待と希望が膨らみ、胸がドキドキしたのを今も思い出します。